妊娠中のダイビングって危険なの?胎児の影響を詳しく解説

 

ダイビングを趣味にしている女性もいると思いますが、妊娠してからもダイビングができるのか気になるのではないでしょうか。ダイビングには事故による自分の身体の影響だけでなく、胎児に影響が出る可能性もあります。

そこで今回は妊娠中における、ダイビングの3つの危険性について解説します。

1.減圧症

妊娠中のダイビングにおける危険のひとつが減圧症です。減圧症とは、ダイビングの最中に蓄積した体内の窒素が地上に上がることで膨張し、さまざまな不調を引き起こす症状です。窒素の気泡が血管を閉塞させ、組織を圧迫することが減圧症の原因となります。

また、つわりの影響で血液中の水分量が少なくなるので、より減圧症にかかりやすくなるともいわれています。さらにホルモンバランスの影響でむくんでしまい、耳抜きもしにくくなるので、窒素が体外に排出されにくくなるのです。

体外に排出されなかった窒素が、減圧症の主な要因となります。減圧症による胎児の影響は、以下の3点です。

1-1.胎児減圧症

妊娠中のダイビングは、胎児の体内に窒素を溶け込ませてしまい、水面への浮上時に窒素の気泡を発生させることがあります。胎児の体内において、窒素の気泡の発生は胎児減圧症の原因です。

窒素の気泡が胎児の組織内に入ってしまうことにより、胎児の成長を阻害することもあります。胎児の成長の阻害は、身体の一部が成長しないなどの障害を引き起こす要因となります。

1-2.脳閉塞

胎児は胎盤を通じて、酸素や栄養を受け取っているので、肺で呼吸することができません。減圧症で発生した窒素の気泡は、肺に流れることはなく、動脈管を通じて全身に流れてしまいます。

胎児には体内に入ってきた気泡の排出能力がなく、全身の血管を気泡が流れることになります。脳の血管に流入した気泡が脳の血管に詰まってしまうので、脳閉塞の原因となることもあるのです。

1-3.失明

減圧症になった場合、高圧治療が必要になることもあります。高圧治療で発生する高圧酸素は、胎児の未熟な血管を閉塞することもあり、網膜症による視力低下を引き起こすだけでなく、失明のリスクにさらしてしまうこともあります。

2.身体への負担

妊娠初期である場合、安静にしていないことにより、胎児への影響を考慮しなければなりません。ダイビングは身体への負担が大きいスポーツでもあるので、身体への負担が胎児に影響を及ぼすこともあります。ダイビングにおける身体への負担は、以下の3種類です。

2-1.波の衝撃

ダイビングをする際には、天候が急変して波が高くなることもあります。高い波に巻き込まれてしまうと、身体を波に強く打ち付けて、腹部に衝撃を受けることもあります。妊娠初期の場合、腹部への強い衝撃は、流産につながる可能性もあるので注意するようにしましょう。

2-2.器材の負荷

ダイビングで使用する器材には、重たいものも多く、負荷がかかってしまうこともあります。妊娠中は貧血になりやすく、装着し慣れている器材でさえ、普段よりも重たく感じることで転倒するリスクが上がります。妊娠中はより器材の負荷を感じるようになるので、油断は禁物といえるでしょう。

2-3.腹部への負担

ダイビングの際に着るウェットスーツが身体にフィットすることで、腹部に負担がかかるようになります。また、ダイビング時の水圧も同様に、腹部への負担となります。腹部への負担は胎児を圧迫することになり、切迫早産のリスクを引き上げる原因になることも覚えておきましょう。

3.体調面での負担

妊娠中は特に体調を崩しやすい時期といわれています。ダイビングは身体への負担が大きく、体調を崩してしまうことも少なくありません。ダイビングにおける体調面での負担は、大きく3つに分けられます。

3-1.脱水症状

妊娠中はつわりによる脱水症状が起きやすく、ダイビング中に症状がひどくなることがあります。ダイビングは汗をかいていることを感じにくく、吐き気や頭痛を引き起こすこともあります。脱水症状による体調不良を感じる前に、こまめな水分補給を心がけることが重要です。

3-2.身体の冷え

ダイビング中は、海水の冷たさにより身体が冷えやすくなります。身体の冷えは、切迫早産の可能性にもつながります。妊娠中のダイビングにおいて、身体を冷やさないように、冷え対策をすることが重要です。

3-3.足がつりやすい

妊娠中は運動不足や栄養不足により、足がつりやすい状態になります。海中で足がつってしまうとパニックになることもあるので、想定外のトラブルにつながってしまうことも考えられるのです。

まとめ

妊娠中のダイビングには、大きく分けて3つの危険性があり、胎児への影響もそれぞれで異なります。妊娠中のダイビングは危険を伴うことが多いので、ダイビングをしてもいいのか専門医に確認するようにしましょう。

妊娠中のダイビングは危険を伴う場合もありますが、リスクを理解して、無理のないようにダイビングを楽しみましょう。妊娠中にダイビングをしてみたいという方は「株式会社東京ダイビングスクールNEO」まで、ぜひともお気軽にお問い合わせください。

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